ClipCrow

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2025/05/13

ClipCrow v2.19をリリースしました

ClipCrow v2.19をリリースしました。App StoreもしくはGoogle Playを通じて入手もしくは更新可能です。ブラウザ版もご利用ください。ボットとの連続した会話を行えるように基盤を実装しています。GW進行のためアップデートは小規模です。

チャットボットと連続した会話を行う

ClipCrowのチャット機能を活用し、生成AIボットソリューションのクライアントとして利用する案件を進めています。この中で、お客様からの貴重なフィードバックを通じて、いくつかの重要な機能開発に取り組みました。中でも「ボットとの会話を一往復で終わらせず、複数回続けたい」というものは、ChatGPTやGeminiのウェブサイトが提供するような自然な対話体験から当然の期待と言えます。しかしながら、現状のLLMのAPIでは、会話のセッションを持続的に管理する機能はまだ提供されていません。

会話をするためには履歴が必要で、その履歴をClipCrow側で管理しています。

この課題に対し、ボットの実装側でスレッドをデータベース管理するという方法も考えられます。しかし、私たちはClipCrow側でスレッド全体をWebHookに含めて送信する機能を用意することで、ボット開発者の方々により自由度の高いアーキテクチャを提供できると考えました。

このアプローチには、以下のようなメリットがあります。

  • 対話の前提を柔軟に管理: チャット上でメッセージが削除・アーカイブされた場合、それらの情報が対話のコンテキストから自然に除外されます
  • 豊かなコンテキストの伝達: 絵文字リアクションなど、メッセージに付随するコンテキスト情報もボットに送信できるため、より高度な対話が可能になります

会話をするためには履歴が必要。履歴をClipCrow側で管理している

ゲスト向けにウェルカムメッセージや利用ガイドを返すボット

さらに、現在、WebHookの過剰な送信を防ぐため、ボットへのメンションがあった時のみWebHookが発火する仕組みとしていました。しかし、この仕様では、初めて利用するユーザーがサポート窓口のようにいきなり質問を書き込んだ際に、ボットが反応できないという課題がありました。そこで、WebHookの送信条件を絞りつつも、ユーザー体験を向上させるため、メンションのないメッセージに対してもボットが応答できるように改善しました。

スレッドの中でテンポよくボットと会話できる

私たちの目指す未来は、AIボットが単に自然なテキストで回答するだけでなく、その見かけにおいても人間同士のコミュニティに自然に溶け込むことです。ClipCrowは、AIボットをより人間らしい存在へと進化させ、新しいコミュニケーションの形を創造していきます。

NEXT

次は5/26ごろにアップデートを予定しています。AIボットがMarkdownを回答として返すので、チャット画面でMarkdownに対応した装飾を行います。

リリースノート

チャット

  • チャットを更新するタイミングを追加する
    • チャット画面で同期がうまく行かなかったときのフォールバック対応として、ユーザー操作でチャット画面最下部に到着したときに表示を自動的に更新する
    • アプリをフォアグラウンドに置いたままデバイスがスリープしたとき、その後のスリープ状態からの復帰時にスリープ中のチャットの変化に追随するように対応を加える
  • チャットボットと連続した会話を行う
    • チャットの一連をAIのコンテキストとする
    • ゲストチャットへの書き込みを全部WebHookに送る
    • スレッドの中ではメンションを省略できる

その他

  • 可視メニューが一つ以下のとき、ナビゲーションを非表示にする

note.comで原文を見る

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